村山康文写真展 ベトナム戦争の傷痕—戦争終結から50年

開催趣旨
2025年4月30日、ベトナム戦争の終結から50年の節目を迎えますーー。
1964年8月、北ベトナム軍によるアメリカ駆逐艦への攻撃(後年アメリカ軍による捏造と判明したいわゆる「トンキン湾事件」)をきっかけに始まったベトナム戦争。戦争終結から半世紀たった今でも、ベトナム・アメリカ・韓国などベトナム戦争に関わった国々では、戦争の生々しい傷痕を抱えながら生きている人たちがいます。
本展では、 1990年代からベトナム戦争の「戦後」を取材し続けてきたフォトジャーナリスト・村山康文による写真約80点と立命館大学国際平和ミュージアム所蔵のベトナム戦争関連資料を展示し、ベトナム戦争を生きた人びとに刻まれた戦争の記憶を見つめ直します。
戦争という過ちを繰り返さないために何ができるのか。今回の写真展が21世紀の平和をかたちづくるための私たちの想像力となることを願います。
村山康文(フォトジャーナリスト)
1968年生まれ。立命館大学在学中の1998年、報道写真家・石川文洋氏と出会い、一緒にベトナムヘ渡る。ベトナム・韓国・アメリカなど各地で取材を重ね、ベトナム戦争が人びとに残した傷痕を見つめ続けてきた。これまでベトナムや韓国などで写真展を開催、作品はベトナム戦争証跡博物館でも常設展示されている。著作に、『いのちの絆—エイズ・ベトナム・少女チャン』(アットワークス、2008年)、『韓国軍はベトナムで何をしたか』(小学館、2022年)。
開催概要
- 会場
- 立命館大学国際平和ミュージアム 中野記念ホール
- 休館日
- 日曜日 祝日の翌日
- 開館時間
- 9:30~16:30(入場は16:00まで)
- 料金
- 大人400円、中学生・高校生300円、小学生200円(常設展示入館料含む)
- 主催
- 「ベトナム戦争終結50周年」写真展実行委員会
- 共催
- 後援
- 立命館大学国際平和ミュージアム、京都市、京都市教育委員会、京都新聞、KBS京都
関連企画
ギャラリートーク/特別トーク企画
■村山康文氏ギャラリートーク
4/19(土) 14:00ー展示会場(中野記念ホール)
5/24(土) 14:00—展示会場(中野記念ホール)
■石川文洋氏(報道写真家)特別トーク企画
「ベトナム戦争終結から50年を迎えて(仮)」
6/14(土)14:00-
※企画の詳細な情報は、後日HPにてご案内いたします。
お問い合わせ
「ベトナム戦争終結50周年」写真展実行委員会
MAIL yasumu43@hotmail.com