企画展
第134回ミニ企画展示「昭和初期の和服柄に宿る戦争」
開催終了
2020.09.07 ~ 2020.09.24
開催趣旨
明治以降の近代日本では、男女を問わず、羽織裏(羽裏)や襦袢等の和服の隠れた部分や、子ども用着物等に、新時代の到来を告げる多くの事物の図柄が登場しました。中には日清戦争以降日本がかかわった対外戦争に関連する柄(戦争柄)も多数ありましたが、今日、こうした衣装の戦争柄の存在は、日常生活における和装の衰退とともに広く忘れ去られています。
本展は、戦争関連柄を描いた和服が、新聞、軍歌等他のメディアを巧みに取り込み、多様なシンボルを駆使した、世相を映すメディアであったことを柄の社会的文脈とともに紹介し、今日でも見受けられる迷彩柄ファッションなどについて考えるきっかけになればよいと思います。
開催概要
- 会場
- 立命館大学国際平和ミュージアム2階 常設展示室内
- 休館日
- 日曜日
- 開館時間
- 9時30分~16時30分(入館は16時まで)
- 料金
- 大人400円(350円)、中・高生300円(250円)、小学生200円(150円) ※ 地階受付で見学資料費をお支払いください。 ※ ( ) 内は20名以上の団体料金です。 ※立命館で学ぶ人・働く人は無料です。
- 主催
- 大髙 幸(放送大学客員准教授)
- 共催
- 後援