平和創造ワークショップ  ルワンダで義足をつくる

開催予定 2025.06.27 ~ 2025.06.27

開催趣旨

ルワンダ共和国では、1994 年に100 万人以上が殺される大虐殺が起こり、その際に多くの人が地雷や武器となった鉈・斧で手足を切断されました。現在でもルワンダでは、医療の不足や病気、交通事故のために手足を失い、国からの保障もないままに不自由な生活を余儀なくされる障害者が少なくありません。
NGO ムリンディ/ジャパン・ワンラブ・プロジェクト(1996 年設立)は、のべ1 万2000 人の下肢障害者に義肢装具・杖・車いすなどの提供活動をおこなってきました。
今回の平和創造ワークショップでは、ガテラ・ルダシングワ・エマニュエルさんとルダシングワ真美さんのご夫婦をお迎えし、そのルワンダでの義足提供活動に関する貴重なお話を伺います。

開催概要

会場
立命館大学国際平和ミュージアム 2 階 ピースコモンズ
休館日
開催時間
13:00~15:00
料金
無料
主催
立命館大学国際平和ミュージアム
共催
後援

ゲストスピーカー

◆ガテラ・ルダシングワ・エマニュエルさん
1954 年、ルワンダ共和国生まれ。幼い頃、治療ミスのため右足が麻痺し、障害者の施設で育つ。
1980 年代、ルワンダの紛争を避けるためにケニアに逃れ、パートナーの吉田真美と出会う。1994
年のルワンダ大虐殺終結後、ルワンダに戻り、1996 年に真美と共にNGO ムリンディ・ジャパン・
ワンラブ・プロジェクトを設立。首都キガリ市に義肢製作所を設け、義肢装具の製作、義肢装具
士の育成、障害者スポーツの普及などの活動を進めている。

◆ルダシングワ真美さん
1963 年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。英語の専門学校卒業後、約6 年間OL をする。1989 年ケニア・
ナイロビにあるスワヒリ語学校に半年間留学し、その後東アフリカを旅行中に、パートナーのガ
テラと出会い、ルワンダ大虐殺やルワンダの障害者の状況を聞き、義肢装具士になることを決意、
1992 年より横浜の義肢製作所に弟子入りし、修業をする。1996 年ガテラ氏と共にムリンディ・ジャ
パン・ワンラブ・プロジェクトを設立。

コーディネーター

山本 めゆ(立命館大学文学部准教授)

司会

君島 東彦 (立命館大学国際平和ミュージアム館長)

問合せ先

立命館大学国際平和ミュージアム  担当:大月
〒603-8577 京都市北区等持院北町 56-1
TEL: 075-465-8151 FAX 075-465-7899 MAIL: museum-1@st.ritsumei.ac.jp