平和教育研究センター 中川五郎ライブ&トーク企画「関西フォークムーブメントと社会運動──かわら版、ハンパク、フォーク集会」
開催予定
2025.12.20 ~ 2025.12.20
開催趣旨
歌と講演 中川五郎(フォークシンガー)聞き手 番匠健一(社会理論・動態研究所)、
中尾ハジメ(元関西フォーク・フアン兼フォークゲリラ・フアン/元京都精華大学教員)
立命館国際平和ミュージアムでは昨年、片桐ユズル氏の『かわら版』の寄贈を受けました。今回は初期の『かわら版』の編集に関わっていた中川五郎さんをお招きして、関西のベトナム反戦運動や音楽、ミニコミ誌について語っていただきます。関西フォークの歌い手とフォークゲリラの対立として歴史化されている当時の関係性をひもとき、関西フォークムーブメントの持っていた可能性を現代の政治と文化の問題として考えたいと思います。
開催概要
- 会場
- 立命館大学国際平和ミュージアム 2F ピースコモンズ
- 休館日
- 開催時間
- 14:00~17:00
- 料金
- 入場料無料・事前申込不要
- 主催
- 平和教育研究センター研究プロジェクト「博物館の資料研究」
- 共催
- 後援
プロフィール
中川五郎氏
1949年、大阪生まれ。60年代半ばからアメリカのフォーク・ソングの影響を受けて、曲を作ったり歌ったりし始め、68年に「受験生のブルース」や「主婦のブルース」を発表。70年代に入ってからは音楽に関する文章や歌詞の対訳などが活動の中心に。90年代に入ってからは小説の執筆やチャールズ・ブコウスキーの小説などさまざまな翻訳も行っている。1990年代の半ば頃から、活動の中心を歌うことに戻し、新しい曲を作りつつ、日本各地でさかんにライブを行なっている。アルバムに『終わり・始まる』(1969 年、URC)、『どうぞ裸になって下さい』(2017年、コモエスタ) など多数。著書に『ぼくが歌う場所:フォーク・ソングを追い求めて50 年』(2021年、平凡社)など、訳書にチャールズ・ブコウスキー『くそったれ!少年時代』、『死をポケットに入れて』(いずれも河出文庫)、『ボブ・ディラン全詩集』(ソフトバンク)など多数がある。
連絡先
banban_hacha_pirata82@yahoo.co.jp(代表:番匠)