企画展

第125回ミニ企画展示「ハンパク1969―反戦のための万国博―」

開催終了 2019.07.17 ~ 2019.08.24

開催趣旨

ベトナム反戦運動や日米安全保障条約自動延長反対運動が熱を帯びていた1969年、真夏の大阪で「反戦のための万国博(ハンパク)」が開催されました。翌年に控えた大阪・千里丘陵での日本万国博覧会(大阪万博)に向けて盛り上がる世相に対して、「人類の平和と解放のために」を掲げ、自らの手で反戦と平和の文化を発信しようと、全国から多くの参加者が集まりました。
平和を訴える新しい文化の拠点を生み出そうとする試みはそれまでにないイベントで、討論会、フォーク集会、映画上映、展示、パフォーマンスなど5日間に渡って夜通し繰り広げられました。
本展では、開催に向けた呼びかけ記事、会場でリアルタイムに発行された「日刊ハンパク」、会場の様子を捉えた貴重な写真などを通してハンパクを振り返ります。
なお、本展は 平和教育研究センタープロジェクト研究「博物館の資料研究<戦後社会セクション>」が企画いたしました。

■ 関連企画
トークイベント 「ハンパクがもたらしたもの」

関西べ平連を立ち上げハンパクの運営にも携わった山本健治氏に、当時を振り返りながらお話いただきます。

日 時 : 2019年7月20日(土) 13:30 ~ 15:00
会 場 : 立命館大学国際平和ミュージアム2階会議室
参加無料 ・ 事前予約不要 ※展示をご覧になるには見学資料費が必要です
登壇者 : 山本 健治 氏 (フリーライター)
ファシリテーター : 番匠 健一 氏 (平和教育研究センターリサーチャー)


開催概要

会場
立命館大学国際平和ミュージアム2階 常設展示室内
休館日
日曜日(ただし8/4・11は開館)、8/12(月)
開館時間
9:30~16:30(入館は16:00まで)
料金
大人400円(350円)、中高生300円(250円)、小学生200円(150円) ※ ( ) 内は20名以上の団体料金、地階受付で見学資料費をお支払ください※立命館で学ぶ人・働く人は無料です ※7/29~8/4は第39回「平和のための京都の戦争展」開催のため無料です
主催
立命館大学国際平和ミュージアム
共催
後援