尊厳の回復を求めて

被害の真実を語るにはなにが必要?

アジア太平洋戦争終結後、国際社会は戦争責任の追及に動きましたが、真実が抑圧され、心身に傷を負ったまま取り残されていく人びともいました。様々な暴力に向き合おうとする市民の活動は、そのような苦しみのなかにある人びとが尊厳を取り戻すうえで、重要な役割を果たしてきました。
自分の身に起きたことを歳月をかけて語り出す人とその言葉に耳を傾ける人の存在は、やがて周囲や社会を動かし、人間の尊厳を取り戻す道を切り開いていくことになります。

ソンゲンノカイフクヲモトメテ ヒガイノシンジツヲカタルニは、ナニガヒツヨウ? アジアタイヘイヨウセンソウシュウケツゴ、コクサイシャカイは、センソウセキニンノツイキュウニウゴキマシタガ、シンジツガヨクアツサレ、シンシンニキズヲオッタママ、トリノコサレテイクヒトビトモイマシタ。サマザマナボウリョクニムキアオウトスル、シミンノカツドウは、ソノヨウナクルシミノナカニアル、ヒトビトガソンゲンヲトリモドスウエデ、ジュウヨウナヤクワリヲハタシテキマシタ。 ジブンノミニオキタコトヲ、サイゲツヲカケテカタリダスヒトト、ソノコトバニミミヲカタムケルヒトノソンザイは、ヤガテ、シュウイヤ、シャカイヲウゴカシ、ニンゲンノソンゲンヲトリモドス、ミチヲキリヒライテイクコトニナリマス。