日本の敗退

先延ばしされる「終戦」 1945

日本軍はミッドウェー海戦やガダルカナル島の戦い以降、太平洋での戦局の主導権を失います。1944年のマリアナ沖海戦での敗北、サイパン島陥落によって日本軍が防衛上死守すべき圏域と定めた絶対国防圏が崩れ、レイテ島決戦の敗退後、日本は本土決戦による一撃講和を構想します。そのための時間稼ぎとして硫黄島の戦いや沖縄戦を位置づけましたが、それらの地域での全面的な敗北後、1945年8月に広島・長崎へ世界で初めて原子爆弾が投下されました。さらにソ連の参戦を受け、追い込まれた日本はついに降伏することとなります。

1945ネン、ニホンノハイタイ サキノバシサレル、「シュウセン」  ニホングンは、ミッドウェーカイセンヤ、ガダルカナルトウノタタカイイコウ、タイヘイヨウデノ、センキョクノシュドウケンヲ、ウシナイマス。センキュウヒャクヨンジュウヨネンノ、マリアナオキカイセンデノハイボク、サイパントウカンラクニヨッテ、ニホングンガ、ボウエイジョウ、シシュスベキケンイキトサダメタ、ゼッタイコクボウケンガクズレ、レイテトウケッセンノハイタイゴ、二ホンは、ホンドケッセンニヨル、イチゲキコウワヲ、コウソウシマス。ソノタメノジカンカセギトシテ、イオウジマノタタカイヤ、オキナワセンヲ、イチヅケマシタガ、ソレラノチイキデノ、ゼンメンテキナハイボクゴ、センキュウヒャクヨンジュウゴネンハチガツニ、ヒロシマト、ナガサキエ、セカイデハジメテ、ゲンシバクダンガ、トウカサレマシタ。サラニ、ソレンノサンセンヲウケ、オイコマレタニホンは、ツイニ、コウフクスルコトトナリマス。

年表展示(1945年 第二次世界大戦の終結と傷跡)