越境する社会運動

連動する世界の社会運動 1920s

第一次世界大戦とロシア革命後、世界各地の民族運動や社会運動は国境を越え、互いに影響を与え合い、活発化しました。日本国内では普通選挙や政党政治を求める政治運動、労働者・農民・女性・被差別部落民の解放と地位向上を求める社会運動が高揚します。また植民地でも民族運動や社会運動が盛り上がり、国際的な反帝国主義運動の一翼を担いました。これに対し日本政府は治安維持法を制定し、社会運動を取り締まりました。

1920ねんだい、えっきょうする、しゃかいうんどう   れんどうする、せかいの、しゃかいうんどう  だいいちじせかいたいせんと、ロシアかくめいご、せかいかくちのみんぞくうんどうや、しゃかいうんどうは、こっきょうをこえ、たがいに、えいきょうをあたえあい、かっぱつかしました。にほんこくないでは、ふつうせんきょや、せいとうせいじをもとめるせいじうんどう、ろうどうしゃ、のうみん、じょせいおよび、ひさべつぶらくみんのかいほうと、ちいこうじょうをもとめる、しゃかいうんどうが、こうようします。また、しょくみんちでも、みんぞくうんどうや、しゃかいうんどうがもりあがり、こくさいてきな、はんていこくしゅぎうんどうの、いちよくをにないました。これにたいし、にほんせいふは、ちあんいじほうをせいていし、しゃかいうんどうを、とりしまりました。

年表展示(1914年 第一次世界大戦と戦後の変化)