韓国併合と朝鮮の統治

朝鮮支配のはじまり 1910

日本は「韓国併合」条約を押し付け、大韓帝国(韓国)を滅ぼし、朝鮮半島を自国の領土としました。さらに日本は首都であった漢城を「京城」(現在のソウル)と改称し、そこに統治機関としての朝鮮総督府を設置します。朝鮮総督府は日本人の憲兵が警察の任務を兼任する憲兵警察制度を設け、朝鮮語の新聞・雑誌や集会・結社を厳しく制限するなど、権力と武力で民衆を支配する武断統治を実施しました。また土地調査事業を進めて、多くの朝鮮人農民から土地を奪いました。

1910ねん、かんこくへいごうとちょうせんのとうち ちょうせんしはいのはじまり、 にほんは、「かんこくへいごう」じょうやくをおしつけ、だいかんていこくをほろぼし、ちょうせんはんとうを、じこくの、りょうどとしました。さらに、にほんは、しゅとであった、はんそんを、「けいじょう」と、かいしょうし、そこに、とうちきかんとしての、ちょうせんそうとくふを、せっちします。ちょうせんそうとくふは、にほんじんの、けんぺいが、けいさつのにんむを、けんにんする、けんぺいけいさつせいどをもうけ、ちょうせんごの、しんぶん・ざっしや、しゅうかい・けっしゃを、きびしくせいげんするなど、けんりょくと、ぶりょくで、みんしゅうをしはいする、ぶだんとうちを、じっししました。また、とちちょうさじぎょうをすすめて、おおくの、ちょうせんじんのうみんから、とちをうばいました。

年表展示(1894年 帝国日本の形成)